| 金言金行集 |
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2020年8月6日 |
| 「念する心もない私に、如来(あなた)の念力が かけられて、いつのまにやら如来の念ずる心一つ にせしめたもう。 わが身のはからい心はなくなり、今はすこしも 目につかぬようにして下さいました。 念ずる心一つになったが廻向の信心といただ きます。 念ずる心は、今死ぬる今おつる身を、 今のお助け。 うれしいうれしい。 なむあみだぶつ」 福井の妙好人 山田ひささん 照摂尼と名のり越前さんと尊称された。 信者群像 |
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| 金言金行集 |
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2020年8月7日 |
| 他の同行が集まって語り合っている時、彼女 だけが離れて仏前に坐っていたので 「越前さんも、こちらにきて話しては」 というと 「私はそんなくさった弁当に、用事はありません」 といった。 くさった弁当とは、きいてかためた機安心の じまんくらべであろう。 そんなものに用事がない。 それで彼女はいう。 「おおせだけがまことじゃ」 「お念仏のほかは、言うも思うも、みなまよい」と 福井 山田ひさ同行 |
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