日本妙好人協会

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ブログ
2020年6月18日
 妙好人さんと一口に申しても、それぞれ特色が

でる。

時代背景による、市井の人々は極貧を強いられ

ていたなど、政治体制など、共通点もあろうが、

その妙好人さんが生きた時代や地方の色あい

生活環境、性格的な特徴、様々な要素がその人

の上に現れてくる。

 あくまでも大まかに分類すると

貧しい中で清らかな信心の花を咲かせた大和の

清九郎さんや豊前の新蔵さん鋭い言葉が光る物種

吉兵衛さん、下駄を削りながら独自の世界観で

自由詩を作り続けられた浅原 才市さん、求道者

の特色を感じさせる

信者めぐりの主人公でお馴染みの三田 源七さん

や、貞信尼物語の越後の貞信尼さん

悟った禅僧のようなと、よく表現される讃岐の庄松

さん 生活日常底の言行(げんこう)で妙好さを発揮

しあたたかな懐かしの印象を与える因幡の源左さ

ん 安心座談問答にて真剣勝負をして読み物等も

世に出された布教者の色合いを感じる三戸 獨笑

さん そして美味い言葉がポンポンと紡(つむ)ぎだ

され柔軟心(にゅうなんしん)で世を歩き抜かれた

わたくし個人的に妙好人中の妙好人と勝手に

敬愛する三河のおそのさん などなど・・・

それぞれが、それぞれの時代・地域に於いて

そこには己と阿弥陀親様との一対一の真実の親

探しの求道の赤裸々な旅があった。

昭和初期くらいまでせいぜい中期あたりまでか。

どちらが善悪の話は置いといて布教側にも求道者

側にも信心頂くだの、安心だの親探しといった

これまでの そういった色合いは薄くなってきている

のは事実である。

そんな中で現代を生きるものとして、せっかく

信心病にかかった者は、勿論、僧俗問わずに理屈

の上で分別上で勝手に合点せずに深遠なる真実

の親様探しの旅に出るべきであろう。

なむあみだぶつ

なむあみだぶつ

ブログ
2020年6月19日
雨季に入った。

当会ホームページに収録してある

妙好人・名言集言行録 珠玉のエピソード金言

金行集を最初まで遡り順に声に出して読み進めて

は味わって行く。

時代も人も順不同である。

色んな有難い書物に記載された色んな妙好人

さんたちの言行録である。

時空を超えての還相廻向、不可思議な強烈なる

お導き・ご催促を頂けます。

読まれた人によっては、目の前の同じ景色が大き

く変わるのではなかろうか。

おすすめ申し上げます。

ぜひぜひ!


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