日本妙好人協会

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ブログ
2021年6月28日
 晴耕雨読・・・

 別に新年に目標を建てた訳でもなく、なんとなく

導かれるままに新たなる課題が出て来たという

のか、やりたいことが出て来て日常の一つに

加わった形であるので、何か肩ひじ張って今年から

は、これに挑戦しようと意気込んだ訳ではない。

 一つは泥仏(どろぼとけ)さん製作。

我が須弥壇にある六字名號の掛け軸の清水 公照

長老(東大寺住職・長老・昭和の良寛さん今 良寛)

に導かれ泥仏やりたいなと想い、西村 公朝師

(仏師)のご本を参考に子供の泥遊びの真似をして

いる。

 せっかくなので、故郷の土を取り寄せた。

ご本を手本にして、地蔵さんと観音さんが出来上

がった。土も仏さん、水も仏さん、我が手も仏さん、

結果として仏さん、である。

 上手いも下手くそもない訳である。

観音さまも、地蔵さまも、なむあみだぶついい

ながら作るので阿弥陀さまになってしまう。



 一つは、ぬか漬け生活。

二ヶ月ほど経ったのか、まだ続いている。

晩酌には欠かせぬ一品となってくれた。

ありがたい。

 定番だが、キュウリと茄子が美味い。

何よりも、超発酵食品である。体調もいい。


 一つは、書き物の後に残った少量の墨が

もったいないので、許される限り

写経に費やしている。

全て無理なくやらせて頂く。

ありがたい。なむあみだぶつ。
 

日記
2021年8月18日

 お盆の前後あたりから、夜中に秋の虫たちの

鳴き声が聞こえ始める。

 これで、灼熱の夏のトンネルの出口から光が差し

込んだような気分にしてくれる。

 夏の蝉も春に咲く桜ひとつ観てもこの度の秋を

告げる虫さんたちも・・・

 感心させられるばかりである。

 自然(じねん)自然でありましょう。

 人間も本来持ち合わせている能力であろう。蝉が

地上に出て来るタイミングも然り、渡り鳥たちが

隊列を組んで遠い目的地に迷うことなく飛んで行く

姿、自然と言うのか悟りと云うのか・・・

 不思議、不思議と驚くばかりである。

 これが、本願、親心 なむあみだぶつ。


   なむあみだぶつ なむあみだぶつ

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