日本妙好人協会

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ブログ
2019年10月17日
金木犀(キンモクセイ)の香りに気付いたのが、

三日前のこと。

毎年、この香りが漂うと、季節が秋に移ったと

感じることができる大きなきっかけになる。

夏の暑さが昨今、酷すぎるのでお盆が終わる頃

まだ暑さは彼岸まで残るものの、夜、秋の虫が

鳴きだすと否、それに気づくと何だか、嬉しくなる。

散歩をして季節の移ろいを感ずるのは、

とても大切な気がする。

ブログ
2019年10月18日
妙好人は言うまでもなく、他力信心を獲得せられた

念仏者のことを指して言うが、僧俗問わず特に

僧侶に見られるが、まるで私は信心を頂いた顔で

ふるまっている者が実に多いこと・・・

信心を頂いたつもりでいるのか、誰しもが経験し

一度は通る所の、決定(けつじょう)したつもりが、

瞬く間に破られて第二第三の信心病にかかる

までの合間の姿など。

これは己の心にまだ眼がついてるから、あっちから

こっちに苦替えしている段階であろう。

はたまた、一般の人々や門徒さんなどに説法法話

する以上、格好がつかぬ故に虚勢を張る行動に

でたパターンなどなど・・・

頭や知識の上で理解したのと、己の人生・生死の

大問題として体験・体得するのとは、大きな違い

がある。

少なくとも、妙好人さんや過去の名僧老師等は、

如来様を向こう側に置かない。

南無阿弥陀仏と共に生きるのではなく

なんまんだぶそのものであり、日常茶飯事そのもの

が、仏法であり、光明の中の自覚(無自覚の自覚)

を理解の上でなく、今ここの経験・体得として受け

止めて受け止めずの永続に日暮らし出来ている

者を指すところである。
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